リフォーム

ペット可のマンションは増えているけど・・・。
人のトイレはあるのにペットのトイレはないので、来客時やニオイが気になる。
床がツルツル滑って、小型犬は特に関節が弱いから心配。

多くのペット飼育者が健康面や衛生面で快適性を求めるようになってきました。
実際、70%以上のペットが室内でケガをしているため、飼育者の意識も高まってきています。

プードル
経験のあるケガや事故 頭数(頭) 割合(%)
異物誤飲 351 15.1
脱臼(膝骸骨脱臼など) 160 6.9
外傷(切り傷、刺し傷など) 160 6.9
骨折(ヒビも含む) 125 5.4
咬傷(他のどうぶつに咬まれる)・ケンカ 96 4.1
椎間板ヘルニア 74 3.2
靭帯損傷・断裂(捻挫も含む) 67 2.9
交通事故 28 1.2
熱中症 25 1.1
中毒 25 1.1

※出典:アニコム家庭どうぶつ白書より

フローリングのすべりが原因となる代表的な病気

01
膝蓋骨内方脱臼
後脚の膝の骨(膝蓋骨)が内側にずれ、進行すると歩行も困難に。肥満や高いところから飛び降りた際の衝撃も原因に挙げられますが、もっとも多いのは、室内飼育における床のすべり。
トイ・プードルをはじめ、多くの小型犬に見られる病気です。気づかずにそのまま放置、運動させていると、前十字靭帯断裂を併発することもあります。
02
椎間板ヘルニア
背骨の間にある椎間板が飛び出し、神経を圧迫する病気で、慢性的に進行する場合もありますが、ほとんどは突発性で、進行すると脚がマヒし、立つことすらできません。
さらに、椎間板が神経細胞に刺さり、脊髄軟化症を発症してしまうと、一週間ほどで命を落としてしまいます。特に軟骨異栄養犬種と呼ばれる、椎間板内の水分が脱水しやすい上記の犬種は、すべる床には何らかの対処を講じてください。
03
股関節形成不全
股関節が緩み、炎症による痛みなどで歩き方にも異常が表れます。遺伝性の発症は大型犬には多く見られますが、中・小型犬の場合は、その多くが床のすべりなどの、環境的な原因によるものです。
遺伝性の場合は関節を人工のものに置き換えるなどの手術が止むを得ないケースもあり得ますが、環境を整え、関節に負担をかけさせないように努めることが、何よりの予防です。

上記の病気は床材を変える以外にもコーティングやマットを敷くことでも防げます。

他にもマンションで犬猫を飼うために必要なリフォームには、次のようなものがあります。

  • チェックマーク 壁紙をひっかき傷に強いものに変更する
  • チェックマーク 消臭効果のあるペット用壁紙クロスを使用する
  • チェックマーク 腰壁を作って壁への傷を事前に防ぐ
  • チェックマーク 掃除しやすい床材にする
  • チェックマーク パインやヒノキといった柔らかい無垢材を、無塗装で使う
  • チェックマーク ペットのサイズに合ったトイレスペースを確保する
  • チェックマーク トイレスペースは、換気が十分に取れている場所にする
  • チェックマーク トイレスペースは、ペットが落ち着いて排泄できる場所にする
  • チェックマーク 静かにゆっくりと休める寝床を確保する

犬猫と人が快適に過ごすための
設備・仕様

これまで大手リフォーム会社で、200件以上のペットリフォームの経験を重ねたインテリアコーディネーターが、お客様のご要望を丁寧にヒアリングし、ペットにとって最適な環境をご提案します。

下記は一例になります。まずはお気軽にご相談ください。

デザイン性のあるペット用床材

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においの軽減ツールナノイー発生器など各メーカーから発売されています

インナーバルコニーマンションの間取り変更の際はぜひ取り入れていただきたい施工

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